【ACT12日】 最高裁判所は昨年11月、移民施設での不法移民や犯罪者の無期限拘留は違法との判決を下した。以降地域社会に釈放された149人には、殺人や性犯罪など多くの犯罪者を含む。
釈放された149人には殺人犯7人、性犯罪者37人、暴力犯罪者72人、DV犯罪者16人、薬物犯罪者13人、人身売買など国際犯罪で有罪を受けた5人を含む。
このうち6人はビザの条件違反で再逮捕・起訴され、さらに18人が州・地域警察によって起訴された。にもかかわらず、連邦政府は彼らを予防的に再拘留するための法律や、ビザ条件を厳格化する法律を制定していない。
149人中113人は、監視装置を足首に装着しなければならない。NSW州に60人、VIC州に40人、QLD州とWA州にそれぞれ20人、首都特別区域(ACT)とSA州は10人未満居住すると明らかになった。TAS州に居住者はいない。
釈放に伴い、住居の支援や監視システムの設置などで1,300万ドル以上が使われた。政府は、最高裁判所の判決に当てはまる同様な人物が今後入国できないよう阻止するビザ交付制度を考察する。
ソース:news.com.au – Questions rage as number of criminals released following landmark NZYQ ruling revealed