【NSW15日】 オーストラリアでは、出会い系アプリのティンダーが2012年に登場して以降、恋愛相手に出会う方法が劇的に変化した。ただ近年、出会い系アプリで苦い経験を重ねたことによりアプリに見切りをつける人が増え、これに代わる出会いの場として、ランニングクラブなどが人気を集めているという。
心理学者のドーバー氏は、アプリは普段出会うことのない人と出会えるツールとする一方、あまりに多くの選択肢があるため、もっといい人がいるのではないかと考えてしまい、多くの人がそのプロセスに疲労を感じるようになっていると指摘する。
ドーバー氏はまた、若者たちが昔ながらの方法による出会いを求め、ランニング・クラブなどに参加しても良いと考えており、デート文化が変化しているのは明らかだとしている。ランニングクラブなどでは出会いの場を提供し、友人の輪を広げることが出来るだけでなく、顔を合わせて話すことでより有益な交流ができると説明した。
ドーバー氏は、オンラインでもオフラインでも人に会うことは健康的なことと強調し、「アプリに完全に依存せず、友人やクラブなどを通じで人と出会う機会を見つけることを勧めたい」と話した。
ソース:news.com.au-Young Aussies are signing up to running clubs in order to find dates