【NSW10日】 シドニー西部で8日夜、非常に稀なマグニチュード3.6の地震が観測された。
8日午後8時53分、シドニー西部で発生した地震はブルーマウンテンズ、ペンリス、クレーンブルックで感じられ、およそ2,000人が揺れを通報した。米国地質調査所(USGS)によると、揺れは遠くダプトやウロンゴン、ニューカッスル、セントラルコーストでも感じられたという。
ブルーマウンテンズのルーラに住むジャスティン・ヘイルさんは「セミトレーラーの一団が近づいてくるような音だった」「コンピュータが前後に揺れ、テーブルから落ちそうだった」とABC局の取材に答えた。
地震発生後、近郊のワラガンバ・ダムへの被害が懸念されたが、9日朝にダムへの影響はないと確認された。同ダムは、シドニー大都市圏に住む500万人超に水道水を提供する。
地震によりグレンモア・パークの一軒家で屋根と瓦が損傷した。さらに、キングスウッドの4階建てアパートで壁に亀裂が入った。
ソース:news.com.au -‘One big jolt’: Details emerge after shock Sydney earthquake