【NSW16日】 アイルランドの聖パトリックの祝日を、今年もオーストラリア国内の各都市では、多くのオーストラリア人たちが緑色とギネスビールで祝った。
メルボルンでは、セント・パトリックス・デー・フェスティバルが16日に家族向けのイベントを行い、パレードや伝統的なダンスを一目見ようと、緑色とハイトップハットを身につけた人々が、セント・キルダ・ストリートに詰めかけた。今年で5年目となる同フェスティバルでは、パークではドッグ・ショーも行われた。
ブリスベンでは16日に、アイリッシュ・パレードが開催され、CBDでは横断幕を掲げた人々が練り歩いた。パレードでは竹馬に乗っている人もいれば、緑色の服とオレンジ色の大きな髭を付けた人々が見られた。シドニーでは、歴史的なロックスにあるオーストラリアン・ホテルやグレンモア・ホテルで17日に開催されるフェスティバルを前にギネスを楽しむ人々で賑わった。
セント・パトリックス・デーは、アイルランドの守護聖人を祝う宗教的な行事。国内では公式な祝日ではないが、アイルランド人もそうでない人も、この日を国の文化と歴史を祝う日として捉えている。
全国ではおよそ240万パイントのギネスが消費されると予想されているが、ライオン・オーストラリアのプレミアム・ビール担当者は、「何百万本以上のビールを入荷しておりその大半がNSW州に集中している」と述べ、黒ビールが不足することはないと断言している。
ソース:news.com.au – Aussies celebrate St Patrick’s Day with pints and parades