【ACT25日】 国内の成人およそ670万人が今年、既存の仕事に加えて2つ目の仕事を探すという。一つの安定した仕事で住宅ローンと各種支払いを済ませるのは難しいようだ。
オーストラリア統計局(ABS)によると、昨年12月に国内で97万700人が複数の仕事を掛け持ちした。
調査会社「ファインダー」が18歳以上1,096人を対象に行った調査の結果、回答者の32パーセントが財政難を理由に今年2つ目の仕事を探すという。女性は41パーセントで男性の24パーセントよりはるかに多い。
90年代後半から2010年代初頭に生まれたZ世代が最も困窮しており、56パーセントが2つ目の仕事を探す必要があると答えた。80年代初頭から90年代半ばのミレニアル世代も、40パーセントが複数の仕事を持つ必要があるという。ファインダーのレベッカ・パイク氏は「生活を維持するのに、2つ目の仕事を探さざるを得ない人が多い」と話した。また、仕事の掛け持ち以外に収入を増やす方法として、使っていない器具や部屋を貸し出したり、持っているスキルをエアタスカーで広告に出すなどアドバイスした。
昨年12月の調査でも、国内の390万世帯(42パーセント)が「食料品価格の高騰が主な財政ストレス」と答えた。過去2年で150万世帯増加だ。また、国民の92パーセントが買い物の習慣を変えた。
ソース: news.com.au – Cost-of-living pressures pushes 32 per cent of Aussies to get a second job