【ACT26日】 今年はインフルエンザが昨年と同程度またはさらに流行すると考えられる。3人中1人が風邪またはインフルエンザにかかると予想される。
国内で昨年、少なくとも30万人がインフルエンザに感染した。風邪とインフルエンザの週ごとの感染数はすでに昨年の倍に達しているが、早めのピークなのか過去最大の感染規模かは不明。
医薬品コンサルタント企業IQVIAは、感染報告数、気象予報、医薬品販売データ、ワクチン接種率を基に流行度を予想する。同社のサシ・アナンサム会長は「少なくとも昨年同程度またはそれを上回る流行」と予想した。
モデリングによると、NSW州ニューカッスルおよびリバプール、さらにQLD州サウスポートで最も流行すると予想される。
一方、南オーストラリア大学で生物統計学を専門とするエイドリアン・エスターマン教授は「風邪で医者にかかる人は少なく、包括的データの入手は難しい」「風邪薬の販売データでは、インフルエンザなのか風邪なのか、RSウイルス感染症なのかも不明」と話した。
年少者、高齢者、妊婦はインフルエンザワクチンの接種が特に奨励される。
ソース: news.com.au – Cold and flu season forecast to whack Australia hard