【VIC28日】 VIC州のアラン州首相は国営放送ABCの朝の番組に出演し、2024年末までに違法たばこ取引の取り締まりの一環として、たばこ販売の免許制度を導入すると発表した。同州では違法たばこ取引が原因とみられる相次ぐ火災が発生し問題となっている。
アラン州首相はたばこ販売の免許制度について保健、司法、警察など様々な分野が交錯しているとし、「政府の様々な分野を通じて取り組んでいる」と説明。協議する期間が設けられる予定だと語った。
さらにアラン州首相は、たばこ販売店の多くはたばこの他にも商品を販売する合法なビジネスであり、強固な小規模ビジネスを今後も継続していけるようサポートしていく必要があると話した。
一方、VIC州は数億ドル規模の違法たばこ取引を行っているたばこ店が一連の火災に見舞われている。州政府はたばこ価格と国内に流入する違法たばこの氾濫が火災のような暴挙の原因と非難している。
アラン州首相は、「組織犯罪が地域社会で恐ろしい事件を引き起こしていることを知っている」と述べ、「たばこ販売の免許制度を導入することでVIC州警察は取り締まり活動を強化するのに役立つが、それだけが理由ではない」と述べた。
連邦警察と国境警備隊の経歴を持つローハン・パイク氏は、「どのような規制であれ、施行されてこそ意味がある」と述べ、VIC州には何らかの規制が必要との見解を示した。
ソース:news.com.au-Victorian Premier Jacinta Allan says government will roll out tobacco shop licensing by end of year
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