【NSW29日】 オーストラリアでは1月と2月、消費者による地元のパン屋での個人消費額が昨年同月より8%多かったことがウエストパック銀行によるDataXプログラムで明らかになった。
ウエストパックのビジネス・ローン担当マネージングディレクターのハウエル氏は、「レストランでの食事に比べて比較的安価なパイやペイストリーを自分へのご褒美として買えば良い気分になれる」と述べ、家賃や住宅ローン、スーパーマーケットのコスト上昇に悩まされる中、比較的安価な商品で散財しようとするのは理にかなっているとの見方を示した。
同プログラムによると買い物客がパン屋を訪れる回数は前年同月比で4.3%増加しており、1回あたりの消費額も1.8%増加していたことも分かった。
ハウエル氏によるとウエストパックの四半期ビジネス・スナップショットのデータでは多くの企業が楽観的だといい、「20~200人の従業員を雇用している企業経営者のうち92%が今後12カ月の間に投資や事業拡大を検討していると回答しており、このように信頼感が目立ってきているのは素晴らしいことだ」と述べた。
シドニーの有名なパン屋、バーク・ストリート・ベーカリーの創立者でウエストパックの法人顧客でもあるデービッド・マクギネス氏は、「イースターを前にホットクロスバンが飛ぶように売れているのを見ているのでこの数字には驚かなかった」と話した。
ソース:news.com.au-Surprising item Aussies are splurging on despite cost-of-living crisis
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