【NSW3日】 ホンダ・オーストラリアが製造販売した車両が燃料ポンプの欠陥によりリコールされることが分かった。運輸相によるとリコール対象となるのは5万2,051台で、製造上のミスにより走行中にエンジンが停止したり、エンジンがかからなくなる可能性があるという。
リコールの対象となるのは2017年から2020年に製造されたホンダの一般的な9車種(アコード、シティ、シビック、シビックタイプR、CR-V、ホンダオデッセイ、HR-V、ジャズ、NSX)となっている。
運輸相が発行したリコール通知書によると、「不適切な製造工程により、燃料ポンプ内の部品が膨張し、燃料ポンプが作動しなくなる可能性がある」、「燃料ポンプが作動しなくなるとエンジンが始動しなくなったり走行中にエンジンが停止する恐れがあり、これにより事故の危険性が高まり、車両の乗員や他者が重傷を負う可能性がある」と述べた。また、安全上の欠陥により重傷または死亡に至る事故リスクが含まれるとしている。
一方、リコールとなる車両の所有者には郵送で連絡があり、ホンダのサービスセンターへ車両を持ち込むよう指示されるという。
今回出されたリコール通知は2020年7月に発生した同じ問題の再通であることから、ホンダに対しなぜ同じ問題が別のリコール通知の対象になっているのかコメントを求めている。
ソース:news.com.au-‘Serious injury or death’: Honda fuel pump recall affects thousands
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