【NSW7日】 NSW州政府は、先週末の記録的な豪雨の影響を受けた被災者に支援を行うと発表した。シドニーは6日から晴天となったが、洪水の危険は残ると警告される。
シドニー北部と西部で5日夜のみで250ミリ以上の降雨を記録した。雨は止み、ホークスバリー川沿いの洪水のリスクも緩和されたが、複数の地域で避難勧告が出されたままだ。
州政府は連邦政府と共同で、被害を受けた地域に財政支援を行う。対象自治体はブルーマウンテンズ、カムデン、ホークスバリー、カイアマ、リバプール、ペンリス、シェルハーバー、ショールヘブン、サザランド、アッパー・ラクラン、ウィンジカリビー、ウロンディリーおよびウロンゴン。
ディブ州緊急サービス相は7日午後、「洪水の脅威は過ぎていない」と述べるとともに、休みなく働き続けた緊急サービス職員らに感謝を示した。
シドニー西部のワラガンバ・ダムは向こう1週間以上溢れ続ける見通しだ。洪水はノース・リッチモンドに流れ、ベルズ・ライン・オブ・ロードは水面下に、リッチモンド橋も閉鎖されている。現在も32の警告が発令されており、ペンリスとリッチモンドで避難所が設けられている。
洪水の中を運転する人が絶たず、緊急サービス局は一晩で146件の支援要請に対応した。州警察は6日、シドニー西部の洪水から男性の遺体が発見されたと発表した。
ソース:news.com.au – Rain eases in Sydney but flood threats continue as river levels rise, funding announced for affected communities