【ACT7日】 オーストラリア、米国、日本、フィリピンの4か国は7日、南シナ海で初の共同訓練を行う。訓練の数日後に日本、米国、フィリピンはサミットを予定する。
先立って、南シナ海で中国の警備船がフィリピンの船に放水銃を発射する事件が発生した。オーストラリアのマールズ防衛相は、「航行の自由を含む、権利や自由をすべての国が持てることが重要だ」「国際法に基づいた国家主権と、合意済みの規則を尊重してほしい」と話した。
4か国の防衛トップによる共同声明の中で、中国が名指しされることはなかったが、「2016年に南シナ海における中国の領域主張を無効とした国際判決は、最終かつ法的拘束力がある」と再確認した。
マニラの日本大使館は、訓練に護衛艦「あけぼの」を使うと発表した。
木原防衛大臣は「南シナ海を巡る問題は地域内の平和や安全に直接影響すると考え、国際地域にとっても懸念である」と声明を発表した。
ソース:abc.net.au – Australia, the US, Japan and the Philippines to host first naval exercises in South China Sea amid growing tensions