【NSW13日】 シドニー東部のボンダイ・ジャンクションのウェストフィールド・ショッピングセンター内で13日午後3時20分に発生した刺殺事件について、ペニー・シャープNSW州首相代理は「悲観極まりない」とし、できるだけ多くの情報を国民に共有すると宣言した。
ナイフで武装した40歳の男が5人を殺害し、少なくとも8人を負傷させた。負傷者の中には生後9ヶ月の赤ちゃんとその母親も含まれていたが、母親はその後搬送先の病院で死亡し、死者は6人となった。
事件を受けて、13日の夜にシャープ氏は個人的にも心を痛めているとし、この襲撃事件によって直接被害を受けた人々や、より広いコミュニティにとって「より困難な日々が待っている」と指摘した。
同氏は「NSW州内の、地元のショッピングセンターで、スクールホリデーの初日を楽しむ家族や、普段の買い物をする人、そしてそれらの人々にサービスを提供する従業員の人たちが恐ろしい事件を目撃し、さらに6人の罪のない命が失われた」と述べ、この事件で被害に遭った人たちに哀悼の意を表した。
シャープ氏は、緊急閣僚会議を招集し、首相とともにNSW州警察から定期的な報告を受けているとした。また、第一応答者を支援するプロトコルが発動され、国民に定期的に情報提供を行うことを誓った。
家族旅行で東京に到着したばかりのクリス・ミンズ州首相は「直ちにシドニーに戻る準備をする」とし、今回の事件に直面した州警察、救急隊、第一応答者や地域住民の勇敢な行動に感謝の意を表した。
ソース:news.com.au -Acting NSW Premier Penny Sharpe vows information on ‘beyond distressing’ Bondi attack to be made public
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