【NSW16日】 シドニー南西部の教会で15日夜、15歳の少年が司教を含む4人を刺した。死者は出なかったものの、大規模な暴動に発展した。
15日午後7時10分頃、ウェイクリーのザ・グッド・シェパード・チャーチで15歳の少年はマー・マリ・エマニュエル司祭を最初に攻撃した。その後教会近くでおよそ2,000人を巻き込む暴動が発生し、警察も鎮圧に奮闘した。負傷者が搬送されたリバプール病院にも群衆が押し寄せ、救急科は一時閉鎖した。
刺された4人の命に別状はない。司祭を襲った少年も重傷を負い、手術後回復に向かっている。暴動騒ぎによって複数の警察官も負傷した。
事件から3時間後、NSW州のミンズ首相はシドニー西部6教会のリーダーらと会談した。
同教会に通うレイラ・アブダラさんは、「刺された司祭は少年を許したと思う」と自信を持って話した。2020年、アブダラさんの子ども3人と姪は歩道を歩いていた際、飲酒運転による事故に巻き込まれて死亡した。アブダラさんは事故後24時間経たず、記者団に向かって「ドライバーを許す」と話して国中を驚かせた。
13日にボンダイ・ジャンクションのショッピングセンターで発生した刺殺事件との関連はないとされる。
ソース:news.com.au – Riots after 15-year-old revealed as alleged stabber of Sydney bishop
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