【ACT16日】 気象局は16日、気温の高い気候が続くエルニーニョ現象が終了したと発表した。雨の多いラニーニャに移行するかはわかっていない。
気象局は、エルニーニョ・南方振動(ENSO)が”エルニーニョ”から中立の”ニュートラル”に戻ったと発表した。昨年12月以降海面の水温は下がり続け、海洋・大気の指標ともに通常に戻った。
ニュートラルの段階は少なくとも7月まで続くと予想され、その後は雨の多い”ラニーニャ”に変わる可能性がある。
スカイ・ニュースのロブ・シャープ気象学者は「過去のデータからラニーニャに急激に移行する可能性は高いが、断言は時期尚早だ」と話した。
気象局も「国際モデルから7月にラニーニャに移行すると予想されるものの、秋半ばの予想はその他の時期と比べて正確性が低い。7月以降の予想は注意して発表すべき」と加えた。
昨年12月から今年3月にかけて国内の降雨量は例年比24パーセント増、2010年以降最多だった。
ソース:news.com.au – Bureau of Meteorology declares El Nino has officially ended