【ACT16日】 オーストラリア人にとって人気リゾートのインドネシア・バリ島で、デング熱の感染が増加している。
ティージェイ・バラットさんはフェイスブックで、「防蚊剤を体中に塗布してほしい。デング熱が大流行している」と注意喚起を促した。
国内の保健機関によると、ここ数年バリからの帰国者でデング熱の感染が増加している。政府の渡航情報サイト“スマートトラベラー“も、虫よけスプレーの使用、ゆったりして明るい色の長袖と長ズボンの着用、宿泊施設に蚊が入らないよう奨励する。
デング熱は11月から3月のインドネシアの雨季に流行し、バリ島やジャカルタを含む同国全土で発生する。蚊を媒体として感染し、症状はひどい頭痛、目の奥の痛み、筋肉・関節痛、嘔吐および吐き気、発疹など。特別な治療法はなく、痛みを抑えるだけだ。
毎年オーストラリアから100万人以上がインドネシアを訪問する。旅行保険会社ブーパのデータによると、昨年の旅行先トップはインドネシア。次に米国とニュージーランドが続いた。
ソース:news.com.au – DFAT issues fresh advice as dengue fever cases rise in Bali