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新型コロナワクチン NSWで1万8000人の死亡防ぐ

【NSW17日】   新たな調査結果から、新型コロナウイルスワクチンの接種キャンペーンによって、NSW州のみで1万8,000人近くの死亡が防がれたとわかった。

ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)とモナシュ大学が行った調査によると、2021年8月から2022年7月にかけて、新型コロナウイルスワクチンの接種キャンペーンによってNSW州の50歳以上1万7,760人の死亡が防がれた。

ワクチン未接種の死亡率は、2回以上受けた人と比べて7.7倍、1回以上接種よりも11.2倍高い。ワクチンがなければ、NSW州で実際の6倍にあたる2万1,250人が死亡したと見積もられる。

南オーストラリア大学で生物統計学を担当するエイドリアン・エスターマン教授は、「ワクチン反対派は接種後に死亡した例を引き合いに出すが、調査結果からワクチンの重要さは明瞭だ」と述べた。

メルボルン大学で伝染病学と公衆衛生医療を専門とするトニー・ブレイクリー教授も、「今後のパンデミックでワクチンが死亡・感染とも防ぐと願う」「国民のほとんどがワクチンを受けるまで地域を封鎖したのは、一番ましな選択肢だっただろう」と分析した。

ソース:news.com.au – Covid-19 vaccines likely prevented thousands of deaths in NSW

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