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2歳児を放置 ケアセンターに2万超ドル罰金

【WA17 日】  WA州管理裁判所は17日、パース郊外のイースト・ビクトリア・パークにあるチャイルドケアセンター、ニド・アーリー・スクール(Nido Early School)で昨年、2歳の子どもが屋外に1時間近く放置されていた事故で、同チャイルドケアセンターに2万4,500ドルの罰金支払いを命じたことが分かった。

子どもは他の子どもたちが建物内で昼寝をしている間、高温の状態で外に放置された状態となっており、泣いているところをケアワーカーによって発見された。子どもは発見された後、濡れたタオルで体を冷やすなどの処置を受け、その後、事故は当局へ報告された。

裁判所はチャイルドケアセンターが子どもを預かっている間、常時子どもたちが適切に監督されていることを保証しなかったとして、国内法第165条1項に違反したと認定した。

通常、職員は30分ごとに人数確認を行うがこの日は行われていなかった。また、事件が起きたとき、センターで働き始めて2週間の新しいスタッフは屋外エリアを離れる際に行うチェックや監督計画について聞かされていなかったという。

事件以降、同チャイルドケアセンターは監督方針を更新し、シニア・エデュケーターが不在の場合の対応について、新しいスタッフに訓練を行った。

ペイン地域規制・品質省事務局長は、同省は今後も教育・保育事業者と協力し職員が子どもたちを適切に監督できるよう、適切な支援策を講じていくと話した。

 

ソース:news.com.au-Childcare centre fined $24,500 for leaving 2-year old outside unsupervised on hot day

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