【SA19日】 SA州セドゥナ(Ceduna)やその周辺で今月22日から午前中の高濃度アルコールの販売規制が試験的に実施される。反社会的行動やアルコール関連被害の増加をうけたもので、警察や社会サービスを含む地元の関係者が3か月後に政府関連組織の消費者・ビジネスサービシズに報告を行う。
アルコール販売規制の試験的実施はコミュニティが運営するセドゥナ・フォアショア・ホテルのアルコール販売ライセンス保持者によって提案された。同ホテルは反社会的行為とアルコール関連被害が増加しているという報告を受け、販売規制を提案した。
酒類・ギャンブル委員会のストラウド委員長代理は、「これらの措置は需要の問題を解決することは出来ないが、供給への取り組みに効果的でありポジティブな効果をもたらす可能性がある」と述べた。
試験的実施が行われるのはセデュナ・フォアショア・ホテル(Ceduna Foreshore Hotel)、スモーキー・ベイ・ジェネラル・ストア(Smoky Bay General Store)、セベナード・ホテル(Thevenard Hotel)、ペノン・ホテル(Penong Hotel)、ハンドルー・ロードハウス(Nundroo Roadhouse)で適用される。
SA州アボリジニ・コミュニティ管理組織ネットワーク(SAACCON)のウィルソン氏は、この1年間でセドゥナにあるアルコール依存から抜け出すための施設を訪れる人が大幅に増えたと話した。
ソース:abc.net.au-Ceduna to begin three-month trial of tighter alcohol restrictions to curb antisocial behaviour