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西シドニーで反テロ作戦 少年7人を逮捕

【NSW24日】  NSW州警察は24日、反テロ作戦に400人以上の警察官を投入し13件の家宅捜索を行ったことが分かった。作戦はシドニー西部ウェイクリー(Wakeley)の教会で司教が16歳の少年に刃物で襲われた事件をきっかけに行われた。同事件は宗教的動機によるテロ行為と断定されている。

24日に行われた取締り作戦では15歳~17歳の少年7人が逮捕され、男性2人と少年3人に対する捜査が現在も続いている。

NSW州のデビッド・ハドソン副警視総監は、少年の逮捕に踏み切った理由として、「NSW州の人々が容認できない危険にさらされる可能性をはらんでおり、現在行われている単なる調査では公共の安全を十分に確保することが出来ないと判断した」と説明。逮捕によって地域社会への脅威は「減少した」と述べた。

さらにハドソン副警視総監は、「シドニー南西部の郊外全域の平静を確保するため、地元のコミュニティー・リーダーと関わっている最中である」と明かした。

連邦警察のバレット副総監はまた、「今朝から始まったこの活動はアンザックデーの記念行事や宗教的な祝日とは関係ない」と述べ、直接的な脅威はないとする一方、「国家テロの脅威は依然としてある」とし、「我々が標的にしているのは犯罪であり、特定の国ではないということは明確にしておきたい」と話した。

 

ソース:news.com.au-Anti-terrorism operation is underway in Sydney after Wakeley attack

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