【NSW26日】 米テスラ社の電動ピックアップ・トラック、「サイバートラック」がこのほどシドニーに上陸した。デザインは直線的で未来的なものとなっており、今回は左ハンドルバージョンがシドニー各所を回った。
テスラ社はオーストラリアでのサイバートラックの販売を熱望しているものの、国内のデザイン規則に準拠していないことから、規制上の問題がハードルとなっている。ただ、連邦政府はより多くのメーカーに国内で電気自動車(EV)を販売して欲しいと考えており、規制の面で譲歩する可能性もありそうだ。規制が緩和されれば、2026年にもサイバートラックが国内のショールームに並ぶとみられている。
サイバートラックはすでにオーストラリアのウェブサイトに掲載されているが、注文することは出来ない。国内の購入希望者は米国での需要が落ち着くまで待つ必要がありそうだ。
テスラ創業者でCEOのイーロン・マスク氏はサイバートラックについて、「他に類を見ない」、「一見不可能にもみえる」とし達成感を示した。
ただ、人気のトヨタ・ハイラックスやフォード・レンジャーにサイバートラックが取って代わることはないと予想されている。
ソース:news.com.au-Tesla Cybertruck in Sydney as part of promotional tour