【NSW14日】 NSW州で、若い母親が保釈中の元パートナーによって殺害された。州政府はこの事件を受けて、DV被害者を保護するために同州の保釈法を全面的に見直すと発表した。
モリー・タイスハーストさん(享年28)は、保釈中の元パートナーによって殺害された。
ミンズ州首相は14日、同州の保釈法改正を議会で導入すると発表した。同氏は「改正によってDV加害者の保釈が難しくなる」「延び延びになったが、NSW州の女性と子供たちを守る」と述べた。
ハリソン州女性相も「凶悪なDV加害者の保釈を難しくし、被害者の命を救う」と話した。
性犯罪、絞殺や誘拐など凶悪なDV加害者の保釈を難しくし、加害者は「地域社会にとってリスクにならない」と証明しなければならない。また、保釈中の凶悪なDV加害者に電子監視装置を装着入させる。
“凶悪“のカテゴリー以外のDV加害者も、保釈の際に身体および性的虐待、ストーキング行為、動物虐待、暴言などが考慮されなければならない。
ミンズ州首相は、「法制化の時期は確定できないが、数年かかることはない」と話した。州野党自由党も州政府の案を支持している。
ソース:news.com.au – Major reform to bail laws in NSW to protect victims of domestic violence