【ACT16日】 NSW州東海岸ではここ2週間にわたり雨が続いており、気象局はこのほど、オーストラリアが今年後半に再びラニーニャ現象に突入する可能性があるとの予想を示した。
気象局は太平洋上にラニーニャ現象が発生する兆候があるとしており、正式に宣言された場合、オーストラリアは史上初めて5年連続でラニーニャ現象とエルニーニョ現象を記録することになる。
気象局の気象マネージャーのブラガンザ博士は、6月から8月にかけての長期予報でオーストラリア東部の一部とWA州、SA州の一部で平年を上回る雨量となる可能性が高まっているとの見方を示し、「QLD州、NSW州、VIC州、TAS州を含むオーストラリア東部の大部分では、降水量が中央値を上回る可能性と下回る可能性がほぼ同じになっている」と述べた。
また、6月から8月にかけて最高気温と最低気温が全ての州・準州において中央値を上回る可能性が高いとしている。
ソース:news.com.au-La Niña declaration would mark historic record for weather events in Australia