【NSW18日】 ランドウィック・カウンシルは、シドニー東部のクロベリー・ビーチで、春から夏にかけて数百人がライフガードに救出されたことを受けて、ライフガードのパトロールを強化することを発表した。
同ビーチでは、この期間に数百人が救助されており、クージー・ビーチ、マルーブラ・ビーチと共に日の出から日没まで365日パトロールするという。
昨年7月以来、ランドウィック・カウンシルのビーチ訪問者数は470万人に上っており、春から夏にかけては376人もの人が訪れている。この期間中にライフガードが行った救助件数は648件、5,100人に応急処置を施し、溺死、溺死寸前、素性を含む102件の事故に対応している。
ランドウィック・カウンシルのフィリッパ・ヴィッチ市長は、オフシーズンにビーチを利用する海水浴客が増加しているという2023年の調査結果を受け、クロベリー・ビーチの通年パトロールを決定したと説明しており「ランドウィック地区は美しく手付かずのビーチがあり住民や海水浴客が楽しめる環境があるが、海を楽しむ時期には危険も伴う」と述べている。
ライフガードの推定によると、夏シーズンは終わった後もすでに33万人がクロベリー・ビーチを訪れており、この期間中に救助活動9件と応急処置476件が行われていた。
同カウンシルでは、以下のルールを守り、ビーチでの安全に過ごすように来訪者に呼びかけている。
・常に赤と黄色の旗の間で泳ぐこと。
・赤と黄色の旗が立っている時のみ泳ぐ。旗がない場合は、ビーチが閉鎖されているかパトロールがいない。
・食後や飲食後は泳がない。
・離岸流に巻き込まれても慌てない。片腕を上げてライフガードに助けを求め、救助が来るまで仰向けに浮く。
・波のコンディションがわからない時は泳がない。必ずライフガードやライフセーバーの指示を仰ぐこと。
ソース:news.com.au – Year-round patrols announced for Sydney’s Clovelly Beach after hundreds rescued at popular swimming spot