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インフル、コロナ、RSウイルスが同時流行 

【VIC21日】   冬が近づく中、VIC州とNSW州でインフルエンザ、新型コロナウイルス、呼吸器合胞体ウイルス(RSウイルス)の3つが同時流行している。

VIC州のクレア・ルッカ―主席医務官によると、過去2週間でインフルエンザの感染はおよそ75パーセント増加した。さらに、廃水検査から新型コロナウイルスのまん延も確認されている。入院患者の多くは65歳以上だ。

新型コロナウイルスと異なり、インフルエンザとRSウイルスは子どもの感染が多い。通常、RSウイルスは風邪のような軽い症状に留まるが、気道や細気管支に感染すると細気管支炎を発症する。インフルエンザで入院した患者の25パーセント近くは10歳未満の子どもだ。

今年インフルエンザワクチンおよそ130万本が接種されたが、過去数年を数十万本下回っている。ルッカー医師は「インフルエンザワクチンは非常に効果があり、全世代で接種を奨励する」と訴えた。

NSW州保健局も先週、5 月5日から11日の1週間を「今年のインフルエンザ流行期の始まり」と発表した。向こう6~8週間で感染は急増すると予想される。また、この冬、多数の人が新型コロナウイルスとRSウイルスにも感染すると予想する。

ソース:news.com.au – Triple whammy virus cocktail smashing Victoria and NSW

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