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チケットマスター 5億人以上の情報流出

【NSW29日】  チケット販売のチケットマスターとライブネーションは、ハッキングにより5億人以上の顧客情報が流出したと発表した。ハッカー集団のシャイニー・ハンターズ(ShinyHunters)は情報を盗んだことを認めており、顧客データを含む1.3テラバイトの情報を盗んだもよう。

シャイニー・ハンターズは盗んだ情報をダークウェブ上で販売し、売値として75万ドルを要求している。盗まれたのは名前、住所、連絡先、クレジットカード情報、チケット注文、クレジットカード情報などで、もし情報が流出すれば情報が流出した人たちに対し金銭詐欺やなりすましなどの犯罪を引き起こす可能性がある。

被害にあったチケットマスターはライブネーションの子会社で、世界32か国で営業している。オーストラリアとニュージーランドだけで500万人以上の顧客を抱えている。

一方、シャイニー・ハンターズはこれまでにも有名なデータ流出事件を起こしたグループで、サイバー犯罪活動で知られるプラットフォーム「Breach Forums」のオーナーでもある。米国FBIがこれを閉鎖し費用しようとしたが、シャイニー・ハンターズは法執行を逃れ、ドメインを取り戻している。

報道によると、ライブネーションは市場における独占的な立場を利用しチケット代を吊り上げ、競合他社を締め出し、ファンや会場、アーティストの選択肢を狭めているという。

 

ソース:abc.net.au-More than 500 million customers involved in alleged Ticketmaster and Live Nation hack

 

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