政治

SA州野党党首 医療崩壊と州政府を批判

【SA31日】  SA州野党のスピアーズ自由党党首は31日、医療システムの管理が不十分で冬のピーク時期へ備えが出来ていないため「人々が死ぬことになる」と述べ、労働党政府を非難した。SA州保健省によると呼吸器系疾患の患者が急増しており医療システムを圧迫しているという。

スピアーズ党首は、5月30日午後に州内の医療システムの内部緊急事態を示すコードイエローが宣言されたことを受け、州民に最高の医療を提供することに失敗したとマリナウスカス州首相を非難した。

外科医の一人は、大腸内視鏡検査のために地方から何時間もかけて来院し準備をしていた複数の患者の手術がキャンセルされ失望したと打ち明けた。スピアーズ党首はこの問題について、透明性が欠如していると懸念を示した上で、ローレンス主席医務官は「仕事に向いていない」と厳しく追及した。

一歩、SA州保健省は手術のキャンセルについて、新型コロナとインフルエンザの患者が殺到したためと説明したが、その後、詳しい情報は一切開示していない。また、ピクトン保健相はローレンス医師に対するスピアーズ党首の発言について、「言語同断の中傷」と批判した。

 

ソース:news.com.au-SA Liberal leader David Speirs slams government for hospital code yellow ‘disaster’, cancelled elective surgeries

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