【NSW31日】 ファーストフードチェーンのGuzman y Gomezは31日、来月オーストラリア証券取引所(ASX)に上場する計画を発表した。新規株式公開(IPO)では、1株当たり22ドルで公募し2億4,250万ドルの調達を目指す。上場時の時価総額は22億ドルとなる見込みだ。
同社は調達資金のうち2億ドルを「オーストラリアにおける法人向けレストラン・ネットワークの大幅な拡大」に充てると声明で述べた。
IPOで共同主幹事を務めるのはバレンジョーイ・マーケッツとモーガン・スタンレーとなっており、株式は6月20日から「GYG」としてASXに上場される予定だ。
同社のマークス創業者兼共同CEOは、「ASX上場企業として次の章を始めるにあたり、ファーストフードを改革し大衆の食事方法を変えるというビジョンを今後も活動の軸であり続けるだろう」と述べた。
さらに、「ファーストフードが悪い食べ物である必要はないと心から信じており、今後20年かけてネットワークを1,000店舗以上に拡大する。国内および海外のお客様と料理を分かち合えることを楽しみにしている」と話した。
Guzman y Gomezは2006年に1号店をシドニーにオープンし、これまでに国内に185店舗、シンガポールに16店舗、日本に5店舗、アメリカに4店舗と計4か国で210店舗を展開している。昨年度は世界での売上高が7億5,900万ドルに達した。
ソース:news.com.au-Aussie fast food chain Guzman y Gomez to go public on stock exchange to turbocharge $200m planned expansion