【VIC1日】 新データによると、ハイブリッドな勤務形態と生活費の高騰から、仕事前のコーヒーのテイクアウェイをやめるオーストラリア人が増加していることが明らかになった。
デジタル決済プラットフォームのスクエアの取引データによると、シドニー、メルボルン、ブリスベンの3都市では、平日の午前7時から11時までの飲食店での購入件数が、コロナ流行前のレベルを下回っているという。
同社が数百万軒のカフェやレストランを分析した結果、メルボルンでは平日の朝食の取引件数は5%以上減少している一方で土日は4%増加しており、シドニーでも平日は2.4% 減少しているが週末は1.6%増加している。平日の朝より週末のブランチの時間帯の取引数が増加していることから、オーストラリア人の消費活動の優先順位の変化を示している。
メルボルン拠点の「ルール・ガレット」と「クロック・ムッシュ」のオーナーであるミッシェル・ディボア氏は「平日の仕事は減っているが、土曜日は開店前から行列ができている。みんな平日は生活費を切り詰めているが、週末にはご褒美に美味しいものを食べたいと言っている」と述べた。
オーストラリアのスクエアの事業開発責任者であるコリン・バーニー氏は、専門職向けにサービスを行なっている店は、退勤後の需要を見込んだ夕方のサービスを始めたり、臨時休業日を作ったり、食料品やその他商品を販売したりとそれぞれ収益を増やそうとしているとし「平日の朝食の需要が減少するにつれ、その傾向はますます強まっている。家で朝食を作ったり、オフィスでシリアルを食べたりすることで消費者は節約を行なっている」と説明した。
ソース:news.com.au – ‘Save a bit of cash’: Aussies increasingly forgoing pre-work habit
【QLD20日】 米製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソンが、効果のない風邪薬を故意に販売していたとして、国内で集団訴…