【ACT3日】 カンタス航空は、国内初となるグループごとの搭乗案内を試験的に導入した。搭乗ゲートでの旅客の列や機内着席がスムーズになり、滑走路での時間を短縮して定時運航につながると期待される。
ブリスベン空港で3日から、カンタス航空は航空券の予約クラス、フリークエントフライヤーのステータス、座席番号によって旅客を6つのグループに分けて搭乗案内する。搭乗券に記載された1~6のグループ番号が呼ばれ次第、搭乗可能だ。グループごとの搭乗時間を示した貼り紙やアナウンスもあるという。パース空港は来週から、メルボルンとシドニーでも今月終わりから導入される。
同航空国内線のマーカス・スベンソンCEOは、「グループ搭乗によって、定刻に離陸する便が増えるだろう」と話した。
格安航空のヴァージン・オーストラリアは4月、国内で定時離陸が最も多かったとしてカンタス航空を上回った。
グループ搭乗は海外の航空会社ですでに導入されている。
ソース: news.com.au – Qantas group boarding overhaul an Australian-first move