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NSW州の国内最大ダム 再び溢れる可能性

【NSW5日】  NSW州水道局は5日、国内最大規模のワラギャンバ・ダム(Warragamba Dam)の水量が97.8%に達しており、ここ数日間で再び溢れる可能性があると警告した。シドニーは5日から3日間にわたり降雨が予想されている。

NSW水道局は5日に発表した声明で、48時間以内でダムの集水域で35ミリメートルの雨量が予想されているとし、「ワラギャンバ・ダムは溢れる可能性がある」との見解を示した。また、48時間以内で雨量が75ミリメートルに達するという予想について、可能性は低いとしながらもそうなった場合には水の溢れ出る規模はさらに大きくなると警告した。

今回、同ダムが溢れた場合には今年4月以降で3回目となる。水道局はシドニー大都市圏外のウォロノラ(Woronora)、ネピアン(Nepian)、タロワ(Tallowa)のいずれのダムについても、数日中に溢れる恐れがあるとし、地域住民に対し「河川水位に関する発表や気象局からの洪水警報を引き続き注目する必要がある」と呼びかけた。

シドニー全域では6日の気温は12度から19度、最大20ミリメートルの降雨が予想されている。7日と8日も雨の可能性が高い。NSW州全体ではイラワラ(Illawarra)、サウスコースト(South Coast)、セントラル・テーブルランズ(Southern Tablelands)で6日朝からの大雨に警報が発令されている。

 

ソース:news.com.au-Warragamba Dam could spill as Sydney forecast to be hit with days of rain

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