【WA5日】 国内のスーパーマーケットで人気の定番商品の価格が高騰し、ネット上に衝撃が走っているようだ。国内では地方部と都市圏の両方で生活費が高騰し続けており、食料品価格にさらに注目が集まっている。
WA州北部カルンブル(Kalumburu)のスーパーマーケットで今週、アーノッツ社の人気商品ティムタムが1パック約12ドル、SAOビスケットが1パック8.90ドル、IGAのホームブランド、ブラック・アンド・ゴールドの洗濯用パウダー洗剤9.30ドルで販売されていたと買い物客が投稿し、話題を集めている。カルンブルでは今年4月、500グラム入りのスパイラルパスタが約6ドル、オンラインでは2.95ドルで購入が可能だったようだ。
さらに、NSW州バイロンベイのある住民は今月初め、スーパー大手コールズでいちご1パックが9.50ドルで売られていたとして、ソーシャルメディア上で不満を示した。コールズは高値は季節によるものと説明したが、スーパーマーケットに対する監視の目は厳しさを増している。
ABC放送によると、遠隔地では食料品価格の格差が広がる一方となっており、懸念が特に高まっている状況だ。NT準州の遠隔地では、買い物かご一杯分の健康的な食料品の価格が都市郊外より40%高いことが最新の報告で明らかになっている。
コールズとウールワースを調査した195ページにおよぶ報告書では、両社の独占状態を解体し監視を厳しくするため、規制当局にさらに大きい権限を与えるよう勧告している。
ソース:news.com.au-Tim Tams selling for more than $11 at remote store