【NSW19日】 NSW州保健局は、子どもとティーンエイジャーの中で百日咳と肺炎が季節外れに高いレベルで発症していると警告を発令した。
NSW州各地で4~6月、肺炎の症状で救急科を訪れる患者が非常に増加した。特に5~16歳の子どもで顕著だ。肺炎はバクテリアの肺炎マイコプラズマと関連し、3~5年ごとに子どもの間で流行する。同州の最新の調査報告によると、前回流行は新型コロナウィルスのパンデミック前で、いつ流行してもおかしくない状態だ。
百日咳も昨年以降増加しつつあり、NSW州で今年は1万人当たり103.1人が感染している。昨年の10.8人から10倍に増えた。
インフルエンザの症例数も1週間で25パーセント増えており、向こう数週間は数が衰えないと予想される。65歳以上は無料でワクチンが受けられるが、接種率は52.4パーセントに留まる。チャント州主席医務官は「インフルエンザが悪化しやすい65歳以上は特に大事だ」と話し、ワクチン接種を訴えた。
ソース:news.com.au – Warning after ‘unseasonably high’ levels of whooping cough, pneumonia in kids and teens