【NSW20日】 スーパーマーケットのアルディは同業のコールズやウールワースよりも同じ商品を購入した際に25%割安であることが、消費者団体チョイスの調査で分かった。一方、コールズとウールワースでは価格の違いは僅差で75セントにとどまった。
連邦政府が110万ドルを投じてチョイスに委託した調査では、3月に全国81か所で14品目について販売価格を調べ、最も割安なスーパーマーケット・チェーンを決定した。
調査によると、アルディで食料品を購入した際の平均価格は51.51ドルで、コールスやウールワースで同じ商品を購入した場合よりも15ドル安い、約25%の割安となった。ウールワースの商品は平均68.58ドル、コールスは69.33ドルとコールスが最も高かった。
チョイスのデ・シルヴァCEOは、アルディは全国的にみても食料品に関しては最も安いとし、価格も全国でほぼ一貫していたと指摘。一方、アルディがない地域に住む人たちは往々にして食料品に高い金額を支払っているとして、住む地域によって価格が異なる傾向があり、「食料品価格に関しては住んでいる地域が非常に重要になる」と話した。
チョイスによると、コールスとウールワースは合わせて全国のスーパーマーケットの65%を占めており、アルディが10%、IGAが7%と続いている。
ソース:abc.net.au-Australians paying 25pc less for groceries at Aldi compared with Coles and Woolworths, Choice report finds