【NSW26日】 シドニー湾沿いに立つ遊園地のルナ・パークが売りに出された。最高7,000万ドルの値がつくと予想される。
商業不動産業のCBREは、ルナ・パークが売りに出されることは稀であり、国内外から関心を呼ぶと予想する。買い手希望者の問い合わせは8月末まで。販売期間中もルナ・パークは通常営業を続ける。
ルナ・パークは2040年まで、カナダに本社を置く不動産運用会社のブルックフィールドが長期リースする。NSW州の法のもと、居住施設として再開発されることなく、娯楽施設として維持されなければならない。
ルナ・パークは1935年、ニューヨークの遊園地「コニー・アイランド」をモデルに誕生し、17種類の乗り物、遺産登録されたコニー・アイランドの遊園地、クリスタルパレスや大テントのイベントスペースを持つ。ジョン・ヒューズCEOは、「過去4年で4,000万ドル投資し、新たな乗り物などが加えられ、訪問者数も過去最多を記録している」「すばらしいマネジメントチームは、今後もビジネス価値を加える強いパイプラインだ」と話した。
2016年、NSW州政府はブルックフィールドから崖の上の敷地500平方メートルを320万ドルで買い取り、市民向けの公園に変えた。
ソース:news.com.au – Sydney’s Luna Park listed for sale, tipped to fetch $70m price tag