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オパールカード料金 7月1日から改定

【NSW27日】  NSW州では7月1日からオパールカードの料金が改定となり、平均で3.6セント値上がりする。過去12か月では2回目の値上げとなる。また、週末の料金上限も45セント引き上げられ、現在の8.90ドルから9.35ドルに、コンセッションカード保持者は4.45ドルから4.65ドルになる。

交通種類別では電車と地下鉄が最大49セント、バスは最大27セント、フェリーは43セントの値上げとなる。政府は一般利用者の週当たりの平均運賃値上げ額は1ドル未満に抑えられるとしている。

NSW州交通局のジョシュ・マーレイ事務局長は、「毎年、燃料費、電気代、メンテナンス費、人件費など、運航コストの増加に対応して持続可能な運行ができるよう見直しを行っている」、「今回の改定は毎年のインフレ率に沿ったもので、公共交通システム改善のための資金になる」と述べた。

州政府は2020年から2024年の間、独立団体の価格規制裁判所(IPART)による決定のもとでオーパルカードの運賃を年平均5%値上げすることができる。

政府は昨年10月、通勤者が8回以上利用すると半額になるウィークリートラベルリワードを廃止し、週末割引の上限を金曜日にも拡大した。TfNSWは、「近年、この特典を利用する顧客の割合が大幅に減少している」と述べた。

 

ソース:news.com.au-NSW’s Opal card public transport fares to increase from July 1

 

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