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豪の軍事機密情報施設 アマゾンが契約

【ACT4日】  連邦政府は軍事機密を保管するための3つのデータセンター建設について、米アマゾンと20億ドルで契約を結ぶと発表した。建設場所は極秘となっており、今後数年をかけて建設する見通しで、2,000人の雇用が創出される見込みだ。

アマゾンは連邦政府とのパートナーシップのもと、軍事・諜報機密情報を管理するデータークラウドを構築する。現地法人のアマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)が国内3か所で建設を進める。

建設プロジェクトは最先端の人工知能(AI)技術を活用し、2027年までに運用を開始する予定だ。連邦政府はオーストラリアがクラウドに対する完全な主権を持つとしている。同様のデータクラウドはすでに米国と英国で構築されており、「膨大な情報」の共有が可能となっている。

政府は同プロジェクトにまず20億ドルを投じるよていだが、向こう数年間はさらに数十億ドルの運営コストがかかると予想されている。

アルバニージ首相は、新プロジェクトによって国防と国家情報機関が強化され、世界をリードする防衛が実現できるようになるとし、「我々は複雑で深刻な様々な安全保障上の課題に直面しているが、国民の安全を守るために国家安全保障期間が日ごろ行っている仕事について非常に誇りに思っている」と述べた。

また、オーストラリア信号理事会(ASD)のレイチェル・ノーブル事務局長は、このプロジェクトは「我が国の諜報および国防機関が、最高機密情報を保存しアクセスするための最先端の共同スペースを提供するもの」と説明。AWSのマネジング・ディレクターであるラウス氏は、同社は「長期的パートナーシップのもと、オーストラリア政府にとって信頼できる長期的パートナーとして特別な立場にある」との見解を述べた。

 

ソース:abc.net.au-Amazon wins contract to store ‘top-secret’ Australian military intelligence

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