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シドニーでDVによる住宅火災 乳幼児3人死亡

【NSW7日】   シドニー西部の住宅で火災が発生し、幼い子ども3人が犠牲になった。DV事件とみられ、火災発生時に父親が警察らに家に入らせないよう拒んだとされる。

7日午前1時頃、レイラー・パークの住宅で火災が発生したと緊急サービス局に通報が寄せられた。2歳と4歳の男児が救出されたが、後に死亡した。また、焼け跡から生後10か月の女児が遺体で発見された。さらに6~11歳の子ども4人が現場で手当てを受け、安定した状態で病院に搬送された。煙を吸入した母親(29)も病院で治療を受けている。

火災は父親(28)によるDV事件と見なされ、殺人捜査課が捜査中だ。子どもたちがいる家の中に警察や近所の住人に入らせないよう、父親が故意に拒んだとされる。父親も煙の吸入と火災による負傷を負って、警察の監視のもと医療的に昏睡状態にされた。父親に対してDV禁止令は出されておらず、警察にも知られていなかった。

ジェイソン・ピエトロスカ警視は「コミュニティ全体にとって悲劇だ」「近所の住人たちの努力で、より多くの命が救われた」と話した。

消防隊員らは温度が600~700度にも達する家の中で、必死に子どもたちを探し続けたとされる。

ソース:news.com.au – Police allege father ‘intentionally’ stopped rescuers getting into house fire, three children dead in western Sydney

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