【NSW9日】 シドニー市は、カウンシルが管轄するすべての道路で制限速度を時速50キロメートルから40キロメートルに引き下げる。NSW州政府が管轄する自動車道路や国道は、これを上回る。
シドニー市のクロバー・ムーア市長は「時速40キロメートルなどの低速度で車にはねられた場合、生存率がかなり上がると立証されている」「シドニー市の道路の75パーセントがすでに時速40キロメートル以下。2004年はわずか5パーセントだった」「安全な道路だけでなく、静かで排気ガスも少なくなる」と話した。
数週間以内に新たな制限速度の警告サインが設置される。NSW州政府と連携し、シドニー中心など歩行者や自転車が多い場所では時速30キロメートル以下を目指すという。
今年に入ってNSW州で179人が交通事故で犠牲となった。
ソース:news.com.au – City of Sydney lowers speed limit in new road safety push