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スクールホリデー中に予防接種を NSW保健省

【NSW11日】  NSW州保健当局は、今シーズンのインフルエンザは「かつてないほど深刻」になりそうだと警告した。流行は地域全体で高いレベルにあるが、特に16歳以下の子どもの間で感染が拡大していおり、予防接種を呼び掛けている。

最新データによると、NSW州の7月6日までの一週間で確認されたインフルエンザ感染者数は1万7,431人で、前週の1万6,777人を上回った。

NSW州保健省のマクナルティ健康予防本部長は、インフルエンザは避けられないものだと思われているが、ワクチンは予防において大きな効果があると説明。一方、感染による重症化のリスクが高い65歳以上では、予防接種率は全体の60%に達していないと指摘した。

予防接種を受けてから免疫がつくまでに約10日~14日かかる。マクナルティ氏は「学校の休み中もインフルエンザ、新型コロナ、RSV(急性呼吸器感染症)が流行している。年齢の低い子どもがいる保護者にとっては予防接種を受けさせる良いタイミングだ」と話した。

NSW州保健省は深刻な呼吸器疾患を予防するために、学校が休みの間に予防接種を受けるよう各家庭に強く呼びかけている。

 

ソース:news.com.au-NSW Health urges people to vaccinate against flu during school holidays

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