【ACT14日】 米国のドナルド・トランプ前大統領(78)が演説中、銃撃を受けた。大事には至らなかったが、事件を受けて、アルバニージー連邦首相は国内の政治情勢について警告した。
トランプ前大統領はペンシルベニアで選挙運動の演説中、銃撃を受けて右耳を負傷した。犯人はシークレットサービスによって射殺された。
アルバニージー首相は、「ショックで恐ろしい事件だが、トランプ氏が無事で安心した」と話した。また、自身のシドニー中西部マリックビルの事務所がパレスチナ支持者らによる破壊行為の影響で数か月閉鎖されている事実に触れ、「政治問題はエスカレートし得る。米国に限った問題ではない。米国同様オーストラリアも、穏やかに政治討論ができる民主主義国家であるはずだ」と警告した。
メルボルンのジョシュ・バーンズ労働党議員の事務所も、窓ガラスが割られたり壁に落書きされるなどの損害を受けた。
元連邦首相で駐米オーストラリア大使のケビン・ラッド氏は「民主主義に暴力は存在しない。トランプ氏と家族のことを思う」と話した。
モリソン前連邦首相もショックを受けたとして、「トランプ氏と家族、自らの命をかけて政治家を守ろうとした人、米国と米国民のことを思う」と話した。
ソース:news.com.au – Anthony Albanese responds to ‘confronting’ Donald Trump shooting