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ベビーカーが線路に転落 女児と救出試みた父親が死亡 シドニー

【NSW21日】   シドニー南部の駅で幼い双子が乗ったベビーカーが線路に転落し、救出を試みた父親と双子の1人が電車にひかれて死亡した。NSW州のミンズ首相は、“非常に勇敢な行動“と死亡した父親を称えた。

カールトン駅で21日午後12時25分頃、2歳の双子の女児が乗ったベビーカーが線路に転落し、父親と女児1人が電車にひかれて死亡した。生存した女児は、泣き声を聞いた警察官が電車の下から救出した。女児は幸運にも車両間に落下し、けがもなかった。女児と母親は病院に搬送された後、地元のインド人コミュニティの支援を受けている。

同駅からわずか数メートルに住むミンズ州首相は「非常に勇敢な行動を衝動的にとって父親が亡くなったと知り、いつかコミュニティの慰めになれば」「子どもたちを救おうと自分の命を投げ出した」と述べた。

警察によると、一家はエレベーターでプラットホームに移動した後、極めて短時間だがベビーカーから手を離した。突風によるものか不明だが、途端にベビーカーが線路に向かって転がり始めた。2人をはねた電車はカールトン駅で止まる予定ではなかったが、手順に従って通過の際に減速していたとされる。

事故の影響でT4イースタン・サバーブとイラワラ線はウォリ・クリークとハーストビル間で一時的に運転を停止したが、再開された。カールトン駅発着の電車を利用する乗客には代替バスが用意されている。

ソース:news.com.au-‘Brave’ father, 2yo daughter killed after horror accident at Sydney train station

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