生活

10日間のリプロダクティブヘルス休暇導入 QLD

【QLD26日】  QLD州政府は体外受精の治療や子宮内膜症などの治療を受けている人を対象に10日間のリプロダクティブヘルス休暇を導入すると発表した。この制度はすでにNSW州、VIC州、ACT(首都特別地域)で導入されているがQLD州の約半分の日数となっている。

QLD州政府は今年9月30日までに新たな休暇制度を発効すると発表した。申請資格は重度の更年期障害、乳房切除、子宮摘出などの治療や手術を受ける人などで、休暇は年間単位で計算され翌年以降に繰り越されることはない。

リプロダクティブヘルス休暇をめぐっては、今年5月にすでにQLD州政府が直接雇用する26万5,000人を対象に実施することを発表しており、今後は州が所有する企業、QLD州鉄道、水道サービスSeqwaterなどに拡大する計画だ。

新たな休暇プログラムにかかる費用は総額8,000万ドルと見積もられており、マイルズQLD州首相はこの決定は「歴史的」なものだと述べた。一方、雇用者団体は健康問題はすでに与えられている個人的な休暇で補われているとして、リプロダクティブヘルスに特化していることについて懐疑的な態度を示している。

 

ソース:news.com.au-Thousands of Aussies to get 10 days’ extra leave

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら