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「学生ビザ切り替え」 滞在長期化を制限する新ルール導入に

【ACT27日】   連邦政府は、ビザホッピング(学生ビザ切り替え)を阻止するための新ルールを導入することを発表し、オーストラリアで勉強したい外国人にとっては、新たな障壁に直面することとなる。

7月1日より、観光ビザや卒業生ビザでオーストラリアに滞在する人は、滞在中に学生ビザを申請することができなくなっている。この変更を受けて、国内で勉強する「純粋な意思」を持つ人は、国外で学生ビザを申請する必要があり、申請が承認されるまで再入国することはできない。連邦政府は、「永続的な一時滞在」の傾向に対応するため今回の変更を実施した、と説明している。「永続的な一時滞在」とは、オーストラリア国内で永住条件を満たさない人がビザを複数申請して滞在を延長することを意味する。

オーストラリアの移民政策戦略によると、2回目以降の学生ビザで国内に滞在する留学生の数は30%に増加しており、2022-23年には15万人を超えていると報告しており、ビジタービザから学生ビザへの変更はますます増加しており、2023年7月から2024年5月までの間の申請数は3万6,000件を超過している。

昨年、グラタン・インスティテュートによると、留学生の3人に1 人がオーストラリアでの滞在期間を延長するため、より安価な職業コースを選択していると述べている。また、報告書によると、政府は国内における永続的な一時滞在ビザ保持者の増加を問題視しており、その中には新卒ビザ保持者も含まれているとしている。

クレア・オニール内務相は、永続的な一時的滞在を生み出す政策や条件を避ける必要があると述べている。また、国内の人口学者であるピーター・マクドナルド氏は、すでにオーストラリアに滞在している人々のビザ申請を減らすことで、永住移民の受け入れを削減するよりも人口増加にうまく対処できるとしている。

 

ソース:news.com.au – New rules to stop visa hopping international students prolonging their stay in Australia

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