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6歳児が学校でベイプ吸引 QLD

【QLD29日】   QLD州教育省のデータから、学校で6歳の子どもがベイプを吸引した事実が明らかになった。過去18か月で、同州の小学生によるベイプおよび電子タバコの吸引は600件以上報告された。

2023年初めから今年の1学期末にかけて、同州の小学3年生31人がベイプ関連で停学または退学処分を受けた。2年生は18人、1年生も1人処分を受けた。ハイスクールでは5,998件のベイプ吸引が報告され、このうち700件以上が7年生だった。

王立開業医協会(RACGP)のラミヤ・ラマン副会長代理は「ベイプには不可逆的な肺損傷を起こすフォルムアルデヒド、常習性の高いニコチン、ヒト細胞にとって非常に毒性の高いプロピレン・グリコールを含み、学習・行動発達・注意持続に弊害を及ぼす」「ベイプの長期使用と喫煙の関連も認められている」と警告する。

7月1日から処方箋なしでのベイプ購入が違法になったが、10月から18歳以上の成人に限り、ベイプ使用に伴う健康弊害について薬剤師と話し合ったうえで、処方箋なしで購入できる。

ベイプの全面禁止に反対するグリーンズ(緑の党)のバント党首は、「禁止は上手くいかない。政治家が大人に対し、薬物を使うなと言っても効き目がない」とABCラジオで述べた。同氏はさらに、「ベイプは真の公衆衛生問題だ。子どもたちが使用する味付きのベイプは特に対処すべきだが、健康問題として扱い、刑事司法制度からは離すべき」「子どもを含み、使用者が法で処罰されることはない」と加えた。

ソース: news.com.au – Kids as young as 6 caught vaping in Qld primary schools

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