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冬のブッシュウォーク 万が一に備えを

【ACT2日】  ACT(首都特別地域)のパークス・アンド・コンサベーション・サービスは、7月だけでキャンベラ周辺の国立公園で3件の救助要請があったことを受け、冬季の外出には十分な準備をして出かけるよう呼びかけている。

緊急サービス機関の地域警察パトロール隊員のファーガソン氏は、寒冷地域に出かける際は適切な衣服を着用し、ナビゲーション機器と緊急信号を送信することができる緊急ロケータービーコンを携帯する必要があるとアドバイスしている。

7月1日にはナマジ(Namadgi)国立公園で74歳の男性が暗闇の中で道に迷い救助された。同月14日には、ブリンダベラ(Brindabella)国立公園で道に迷った2人のモトクロスライダーが救助された。

また、28日午後7時ごろ、ACT警察のパトロール隊が倒木に阻まれて雪に埋もれたセダンを発見。車内から21歳の男性を救助した。男性の22歳の友人が歩いて助けを求め、警官ともう一人のドライバーの3人で車を動かしたという。

ファーガソン氏は28日の事件について、「特に懸念されたのは、若者たちが状況に適した服装をしていなかったことだ」と述べた。また、防寒着や食料も持っていなかったと指摘。外出する場合は帰るのに十分な日照時間を確保した上で計画を立てることが大事だとしている。また、自分の行先を誰かに知らせておくことも重要だとしている。

 

ソース:abc.net.au-Emergency services agencies urge preparedness after three separate bush rescues around Canberra region in one month

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