【米国8日】 人気ストリーミングサービスのディズニープラス(Disney+)について、同プラットフォームを運営するディズニーが9月からパスワードの共有を本格的に取り締まる意向を明らかにした。米国以外のほとんどの国が対象となる。
ディズニーのアイガーCEOは、「より収益性の高い、成功したビジネスにするため、必要となるテクノロジー機能を追加することについて、これまで何度も話し合いを行ってきた」と述べ、6月から開始したパスワード共有対策を9月から本格化させると説明した。
ディズニーはこれまでに4回の値上げを行っており、ストリーミングサービスのディズニープラス、Hulu、ESPNプラスから7,175万ドルの利益を計上している。ディズニープラスのサブスクリプション料金は2019年の発足以来、すでに2倍となっている。
複数の配信プラットフォームでは広告が導入されており、消費者は料金を支払うことで「アップグレード」することが可能だ。プライムビデオは7月2日、ネットフリックス(広告付き6.99ドル、広告なし16.99ドル)やビンジ(広告付き10ドル、広告なし18ドル)に続き、オーストラリアの利用者に対し、広告付き9.99ドルの購読に月額2.99ドルを追加した広告なしの12.99ドルの購読を開始した。
ソース:news.com.au-Disney CEO announces plans to crackdown on password-sharing