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インフルエンザが大流行 QLD

【QLD12日】   QLD州でインフルエンザが大流行している。過去7年で最大の感染規模になるペースだ。

今年、QLD州でインフルエンザに感染した4,000人以上が入院し、さらに4万2,626人の感染が報告された。入院者数は現時点ですでに、2019年全体を1,000人ほど上回っている。入院者数の過去最多は2017年の6,079人。

感染ピークまでまだ数週間あることから、州政府は8,860万ドル投じて病院体制を改善する。追加でベッド99台、看護および緊急治療スタッフの増員、カラウンドラ病院とゴールドコースト大学病院の受付時間を延長する。

インフルエンザに感染して入院した子どもの数も先週、倍以上に増えた。12日時点でA型に感染した子ども28人が入院しており、入院した子どものうちワクチン接種済みは15パーセント未満だ。

同州全体で5~64歳の140人および65歳以上の181人が入院治療を受けている。

マイルズ州首相は「小さな子どもの入院が急激に増えているのを非常に懸念する」「社会で最も脆弱な人を守るために、全員がワクチンを接種することが必要だ」と述べた。

QLD州は国内で唯一、薬局とかかりつけ医(GP)を通して無料でインフルエンザワクチンを提供している。さらに、毎年恒例の農業祭「エッカ」でもワクチンを無料提供している。

ソース: news.com.au – Qld on track for worst flu season in seven years, as hospitalisations skyrocket

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