【NSW16日】 NSW州南東イラワラ地区で、遺言書や遺産に関する偽造書類が見つかったことを受け、NSW州警察ウーロンゴン署が調査を進めていることが分かった。偽造された書類は今年初めに作成されたとみられている。
ウーロンゴン署はイラワラ地区の高齢者やその家族に対し注意を呼びかけている。
警察によると、詐欺には遺言書詐欺と遺言執行者詐欺があり、前者は遺言書を作成する際に誤解を招いたり人を欺く詐欺で、後者は遺産管理を任命された者による詐欺となっている。
また、金銭的利益を得るために虚偽、捏造、誤解を招くような遺言書が作成されたり、使用されたりすることもあるようだ。
NSW州警察の広報担当者が発表した声明によると、遺産詐欺の例としては本人が署名しようとした文書と異なる遺言書に署名すること、精神的能力が限られているのに署名すること、遺言執行者が遺産から立替金や費用を着服することなどがある。
警察は、被害にあった人や情報を持っている人に速やかに通報するよう呼びかけている。
ソース:news.com.au-Warning as scam preys on vulnerable group with forged documents