政治

航空会社と空港に新たな監視機関 

【ACT26日】   連邦政府は26日、航空業界に関する公式白書を発表した。オンブズ機関を設けて乗客の権利を強化する。

政府は独立した航空業界オンブズ・スキームを設立し、航空会社と空港に対し、乗客の苦情を解決し、対応について報告するよう強制付ける。フライトのキャンセルまたは遅延の際、乗客の権利や航空会社がとるべき対応の概要を示すとともに、乗客が返金を求められる場合について説明する。遅れやキャンセルの際、航空会社は理由を明らかにしなければならない。さらに、障がいを持つ乗客をよりサポートするよう義務付ける。国内外の航空会社を対象とする。

キング運輸相は「悪天候による遅れは理解できるが、オーバーブッキングなどは航空会社の説明が必要」「これまで航空会社や空港に対し、乗客が消費者法の権利を主張することが難しかった」「数時間も電話で待たされたり、消費者の権利が理解しづらい。オンブズ・スキームは、航空会社や空港に期待する対応をはっきり述べる」と述べた。

運輸労組(TWU)は白書を歓迎したうえで、「すでにいっぱいいっぱいの労働力に対し、追加の圧力でないことが不可欠」と述べた。

ソース:news.com.au – Aviation white paper unveils new watchdog to keep airlines flying straight

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