【ACT6日】 連邦政府は6日、レバノンへの渡航に関する警告を引き上げ、同国に滞在しているオーストラリア人に対し、民間機が利用できるうちに速やかに出国するよう促した。同国に関する公式の警告は昨年10月以降、「渡航を控える」だったが、近く飛行機での脱出が不可能になる可能性があると警告した。
レバノンと隣国イスラエルの軍部との間で、8月25日まで緊張関係が続いていた。イスラエルはレバノンの武装勢力ヒズボラへの先制攻撃と称する攻撃を開始し、100機のジェット機で数千のヒズボラの発射基地を攻撃した。
連邦政府は、レバノン全土の治安状況は予告なしに急速に悪化する恐れがあるとの見方を示している。また、利用が可能な便にすぐに乗るべきとした上で、希望する路線に乗れるまで待つべきではないとしている。理由として、ベイルート空港が閉鎖される可能性があり、そうなれば長期間にわたり出国が出来なくなる可能性があるとし、「民間機が運行している間に出国しないのであれば、現地で長期間にわたり避難にする準備をして下さい」と呼びかけた。
アルジャジーラが報じたところによると、ヒズボラに対する最も広範囲な攻撃により少なくとも15の街が攻撃された。
ソース:news.c.om.au-‘Take the first flight’: Government upgrades ‘do not travel’ warning for Lebanon